2017-04

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自分はどっちだ? と問いかける心理

 確証バイアスにより自分に都合の良い出来事にばかり目を向けるというのが私たちの行ないがちな行動だということがわかりました。確証バイアスを利用する

 その関連で調べ物をしていたら見つかったのがこの記述。
 左利きの内集団心理と確証バイアス

 内集団心理とは:

 我々は自分が属するグループは「よい」グループで、そのグループに属さない人間は「悪い」人間だという固定観念を抱く。心理学的観点から特に興味深いのは、グループのメンバーであることが何か重要な条件に基づいていたり、特別な要因がからんでいる必要は決してないという点だ。自分がグループの一員なのだと考えるかぎり、人間はこうした、内集団対外集団という固定観念を形成し始める。
(上記サイトより引用)



 ああそうかと腑に落ちたんですが、以前のエントリを作ったときに疑問に思っていたことがあります。プレゼンテーションが示すブログの現実で書いた二極分化の傾向がそれ。

 鏡の法則という文章を見て「泣いた」=文章肯定派、「泣けない」=文章否定派、という図式が出来上がっていて、それぞれの「派閥」(便宜的にこう呼びます)内でのコメントとかトラックバックは比較的活発だったけれども、相反する派閥の交流というか言葉の掛け合いはほとんど見られなかったのはなぜだろう? という疑問でした。

 そのときは「感情」対「理屈」という心情的背景からお互い相容れないのだろうと思っていたのですが、内集団心理という考え方を知ると、違う面からのアプローチが出来そうだと気づいた次第。

 簡単に言えば「泣いた(肯定)派」は確証バイアスによりさらに肯定的な意見を見つけやすくなるのと同時に否定的な意見はスルーする傾向があり、「泣かなかった(否定)派」は否定的意見を探す傾向があり、両者とも、最初の心情を強化しつつ、遠ざかる銀河系よろしく、距離をとっていく。

 ブログのような「個人の意見表明」パターンのネットにおいては、この「内集団心理」と「確証バイアス」ともに、非常に作用しやすい傾向があるだろうな。

 なぜなら、検索やブックマークでたどり着いた情報の取捨選択は基本的に個人の興味や感情に任せて行なわれるから、確証バイアスが非常に働きやすい空間であるから。

 そして、この確証バイアスを経て集団化したブログ(およびその個人)は、内集団心理により、さらに固定化していく。そこにはドグマもなにもない。何とはなしに出来上がる帰属意識というやつかも。

 これは怖いなぁ。

 ブログ(もしくはブログネットワーク)ってやつぁ、オープンなツールのようでいて実は非常に閉鎖的なシステムで、個人の考えを広げたり交流を広げかつ深めるなどというのは、まったくの幻想ということになるのですから。

 たとえて言えばブログの発展はビッグバン的。そして観測限界以遠のものはネット的にも心理的にも「存在しないも同じ」なのです。そしてブログ管理人は「存在するものだけ」を見続けるのでしょうか。

 ・・・この点、特に今回エントリで触れなかった「外集団」対「内集団」という位置づけと、それがブログ(ネット)ではどう作用するのかなど、あとでもうすこし考えてみるつもり。

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