2017-10

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コメントを削除する恣意性

 不要と思われるコメントやトラックバックを削除するにあたり、記事に関係のないスパムは当然対象となりえます。あとは誹謗中傷のたぐい、個人情報の不適切な露出といったところでしょうか。

 私の記憶ではつい一年前くらいはスパムが大流行でした。自分のブログ(ここじゃないところ)にもたくさん送りつけられました。それが今ではトラックバック機能の強化などによってほとんど見られなくなりました。これは無関係な記事を機械的にばらまくことを防ぐ意味で良いことだと思えます。

 いっぽう、コメントに関してはスパムを除き冒頭に書いた条件あたりをストリクト(厳格)に適用するか、ルーズ(緩やか)にするかブログ管理者の恣意性に任されている部分が大きく、さらにそのやり方がブログに対する外部からの評価を左右する面があります。

 たとえば「あそこは気に入らないコメントだととすぐ削除する」という場合は多分に「卑怯者」とか「信用ならない」という評価が下るわけです。逆にどんなコメントも残し、丁寧に対応していると見られるところは高評価になります。(ここで、「見られる」という言い方に注意)

 この評価方法はある程度時間をかけて同意されてきたものであろうと思います。

 さて、炎上。ネットイナゴ。こういう場合のコメントに対応する態度はどんな感じかというと、おおかたは無視かブログ閉鎖かコメント受付停止になります。

 もちろん丁寧に対応するという選択肢も可能性としてはあり得るでしょうが、現実にはほぼ不可能。よって、上記三つぐらいが実際取り得る手段でした。

 しかし、中間的な手法もありました。おそらく長くブログを続けていてネットワーク知識もあるヘビーユーザーにしか出来ないことでしょうが、炎上した場合、イナゴの発言は力業で削除するというスタンス。

http://lsty.seesaa.net/article/22749345.html

 もっとも、炎上の元となったエントリは手を加えず、今後その手のものに対して取る手段としてですが。

 これは炎上原因がブログ側にもあるとしても謝罪を要求されるようなことではないと言う点で炎上原因の是非はともかく、延焼によりブログ全体が荒らされることへの対応として現状でベターな方法かとも思えます。

 この手法を好意的に取れば、「ネットイナゴ」のレッテルがより実態に即したものとして認識されてきたため、「イナゴ発言」かそうでないかという見分けの合意が出来つつあるということから、ネットイナゴ対策の最適化につながる出来事でしょう。

 しかし、逆に一抹の不安を感じるところもあります。

 今後、どこまでがセーフでどこまでがアウトかという線引きについて、他のブログに対して好ましくない影響を与えるだろうという点です。

 冒頭で記したように「コメント削除」はなるべく恣意性のない形が好ましいという合意になっていたであろう考え方がより恣意性の方向へ振れる、という可能性です。言い換えれば、いったん「イナゴ」のレッテルが貼られれば即削除という判断が生まれ、その閾値が低下するのではないかということです。

 もしそうなったとしてもそれは元をただせばネットイナゴ行為がもたらしたものですから、自業自得と言えばそれまでですが、それで「ネットイナゴ」に実害が出るわけではない。恣意的削除の害を被るのはブログ運営側です。

 また、本題とは直接関わりませんが、「実名匿名論争」にもさらに影響を与えることでしょう。

 「匿名」と「ネットイナゴ」と「ネット右翼」は誘導の仕方によって容易に融合したレッテルとなりえます。それが気がかり。

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