2017-04

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leased territories

 タイトルの訳は租借地。

租借地 wikipedia

租借地(そしゃくち)とは、ある国が条約で一定期間、他国に貸し与えた土地のこと。具体的には、日清戦争後、英仏独露のヨーロッパ列強が、清国を脅迫し、沿岸の要地を租借したのが嚆矢であり、帝国主義列強による勢力均衡の賜物である。

租借期間中は、貸した国には潜在的な主権が存在するが、実質的な統治権は借りた国が持ち、準領土となる。立法・行政・司法権は借りた国に移る。


 ブログも一種の租借地ではなかろうかと思い立ったのです。ユーザーはシステムの利用規約に同意してブログを始めることで実質的なブログの統治者となりますし、その中でのルール(ローカルルール・オレルールなどバラエティに富んでいる)を打ち立てて、その上で立法・行政・司法を一手に掌握しています。

 ブログ主とそこに出入りする人たちにより個々のブログは一種の自治空間として機能し、その形態はブログ主の考え方により千差万別なものとなりますね。その千差万別の中にも類型が見られます。独裁的に異見を排除するブログとか、うなずき合いが著しいブログとか、普通にエントリを立てて普通に読まれているとか。

 個々のブログがおのおの無関係に発生し消滅していくだけならややこしくはないのですが、相関しあってブログ圏というなにやらスマートな言葉で述べられるような集合ができると、今度はそこに「国際法」的なルールが形成されてくるようです。

 そこで厄介なのはその「国際法」は不幸なことに個々のブログ主にとって「主権」じゃないと考えられることでしょう。守るべきかもしれないが、特に強制力のないものであり、まぁ気にしなくてもなんともないような感じ。例えるなら今の日本国憲法みたいなものかも。(<いいのかな。汗)

 そして、一部のブログ主はローカルルールを「国際法」と思い込んでいたりするようです。カギカッコつきで表記したのは、そのローカルルールを「ほかのブログ主すべてが絶対必ず守らなければならないものなのである」という解釈をするようなので。つまり「自分」がブログ圏の主権者なんであると考えるようなのですね。

 これはちがうでしょう。「あなたが私たちの主権者かい?」と。

 本当の主権者はだれかというと、ブログシステムを運営しているサービスシステムですね。「潜在的に主権を持つ」ということは、それがいつ顕在化するかはひとえに主権者に任されます。

 システムにもいろいろあって、なるべく表に出てこないように振舞うところからことあるごとに主権を用いるところまで幅があるようです。

 私たちにとって救いなのは、一応、「国際法」と言うべきものが出来上がっていることです。それを知り行動している限りは大過なくすごせます。意見の主張もできるし活発な論戦もできるし、国際法が存在する限りは自由に振舞えます。

 しかし、真の主権者であるシステムがひとつ、特別な機能を持つサービスを始め、それがその租借地内で用いられているというのを最近、その租借地内に住む知人から聞かされました。

 結構難しいサービスで、その租借地内では不具合も報告されているようです。さらにその不具合に応じて主権者の恣意が結構働いているらしい。私はそこに住んでいるわけではないですから伝聞にしか過ぎないので断言できず残念ですが。

 なかなか不自由な租借地のようです。

 願わくば他の租借地に件の租借地で主権者が行う主権行使方法と新サービスが広がらないことを。

 国際法を支持するものとしてはそう思わずにいられません。

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